パティシエと歯医者はどちらが虫歯になりやすいか?

ケーキ屋さんでパティシエとして働く方は、一日中味見でケーキを口にする機会が多くどうしても虫歯になりやすいようです。

特に歯と歯の間の虫歯が多いのが特徴です。

お仕事がら甘いものを口にする頻度を減らすこともできないので、日ごろの歯ブラシとデンタルフロスで歯と歯の間をお掃除することをお勧めしています。

その上で、お口の中の虫歯菌を殺菌することで減らすこともお勧めしています。砂糖があれば細菌が増えるので、歯磨きをして砂糖と細菌を減らす。

でもどうしても砂糖は減らせないので細菌自体がもともと少ない状態にしてしまうという考え方です。この方法は虫歯のできやすい方にはお勧めです。

実は、歯科医と歯科衛生士もたくさん甘い物を食べています。歯科医院に来院した患者さんからお菓子をいただく機会が多く、歯科医院の中にはお菓子があふれているところも少なくありません。

もしかしたら、歯科医と歯科衛生士はパティシエなみに甘い物をたくさん食べているかもしれません。でも虫歯の心配はいりません。歯科衛生士が新たに虫歯になって治療をすることはほとんどありません。

甘い物は、食べるタイミングと日頃のメンテナンスに気をつければ大丈夫です。ポイントはダラダラと食べ続けないこと、食べたらきちんと歯みがきをして汚れを落とすことです。そして定期的に健診を受けて、虫歯になる前に歯石を落とすなどのメンテナンスを行えば、虫歯のない人生を送ることができるでしょう。

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