虫歯に対する唾液の役割ですが
①虫歯菌が出す、歯を溶かす酸を薄めたり、中和する。
②虫歯菌によって歯の表面の溶かされたところに再度カルシウムなどを供給し歯を再石灰化する。
③唾液の中の殺菌成分で細菌を減らす。
などがあります。
虫歯は虫歯菌が出す酸によって歯のカルシウムが溶かされてできます。
ですから、アルカリ性のもので、その酸を中和し、
中性かアルカリ性にしてしまえば虫歯にはなりません。
そこで、唾液がどれくらいアルカリ寄りなのかが問題になります。
このアルカリ度合いが低い人は虫歯になりやすいので注意が必要です。
歯科医院で一度検査してみませんか?
唾液の量と共に、簡単に検査できます。
唾液の量が少ない人は虫歯になりやすいわけです。
寝ている間にはほとんど唾液は出ませんし、
緊張すると唾液は減ります。
しかし食事の時は普段よりたくさん出ます。
自分は必要な量の唾液が出ているのか一度検査してみるといいですね。