歯周病で口臭がする理由とは?

口臭が気になって悩んでいる方も多いのではないでしょうか。口臭の原因には様々なものがありますが、歯周病も口臭の大きな原因のひとつです。

歯周病が進むと、歯の回りの歯肉と、歯の間にすき間ができます。これを歯周ポケットといいます。この歯周ポケットは歯周病が進むと4ミリ、5ミリと深くなっていきます。そのすき間に食事の時に食べカスが入ります。

お弁当を36度の室温の部屋に1日置いておいてお弁当のふたを開けたらプ~ンといやなにおいがしますよね。それを食べると、おなかをこわします。

歯周ポケットの中に入った食べ物も同じような状態です。1日たったら プ~ン ですよ。そう考えると、恐ろしくなります。

このように、歯周ポケットの中にたまった食べカスの腐敗臭の他に、歯ぐきが出血することで発生する血なまぐささ、歯肉が膿んでしまうことで膿の臭さも口臭の原因となります。

世の中には口臭を抑えるマウスウォッシュやガム、タブレットなど様々な商品が販売されていますが、歯周病から来る口臭は、歯周病を治療しないことには治りません。

口臭が気になる方はぜひ、歯医者さんに行って歯周病になっていないかどうか調べてもらってください。

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