自分で出来る歯周病チェック

歯周病にかかっているかどうかを判断するのに、痛みがあるかどうかは指標になりません。初期の歯周病には痛みは伴わないからです。ときおり歯肉から出血していても気が付かないことが多いようです。

中年以降の人では、歯を抜く原因のトップになっているのが歯周病。痛みがないからと油断せずに、ご自身でチェックしてみましょう。

こんな症状があったら要注意
● 歯をみがくとき、歯肉から血が出る
● 口臭がある
● 歯の間に食べ物が挟まりやすい
● 朝起きたときに口の中がネバネバしている
● 歯肉がむずがゆい時がある
● 歯が浮いた感じがする
● 歯肉が赤く腫れているところがある
● 歯肉を押すと血が出たり、白く臭い膿が出る
● 歯が以前より長くなったような気がする
● 冷たいもので歯がしみる
● 歯がグラグラ動く感じがする

いかがでしたか? 一つでも当てはまるものがあったら、できるだけ早く歯科医院を受診することをお勧めします。歯周病は一度悪くなったら簡単には元に戻せません。何よりも早期発見が重要なのです。

成人のほとんどの方が、歯肉のどこかで炎症を起こしています。痛みは、歯周病が中程度に進んだ頃に「なんとなく歯肉がジンジンする…」という感じで訪れます。

その段階でしたらまだ改善できる可能性があります。歯周病にならないために重要なことは、定期検診で痛みや出血のないうちに検査をすることと、日頃の歯ブラシを正しく行えるように指導を受けることです。ぜひ、歯科医院で定期検査を受けてくださいね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする